ローン購入のメリット・デメリット

お金と電卓

バイクローンの仕組み

バイクローンとは、手元に現金がない場合でも、金融機関からお金を借りることですぐにバイクを買えるようになる仕組みのことです。
銀行や信販会社などからバイクの購入に必要なお金を借りて、欲しいバイクを買います。
借りたお金ですから返していかなければなりませんが、その間もバイクに乗れるようになる方法です。
借りたお金の返し方は金融機関やローンの種類によって違いますが、「毎月〇〇日に口座引き落とし」などと最初に決めた方法で一定期間にわたって支払い続けます。

ただし、返さなければならない金額は借りたお金の金額より多くなることに注意です。
お金を借りた場合、元手に応じて利息が発生します。
そのためローンを利用すると、バイクの購入金額だけでなく、利息も含めた金額を月々返済し続けることになるのです。

バイクローンが利用できるかどうかは、お金を貸してくれる銀行や信販会社などの金融機関に決定権があります。
バイクを買うバイクショップではありません。
そのためローンに申し込んでも、金融機関の審査でローンの利用にふさわしくないと判断されれば利用できないこともあることを覚えておきましょう。

バイクローンの種類

バイクローンを利用する場合、自分で金融機関に申し込むこともできますが、バイクショップに任せる場合はそのショップの提携する信販会社のローンを利用することが多いです。
バイクローンの種類のなかでも信販会社のローンは最もメジャーです。
たいていどこのバイクショップでも1社以上の信販会社と提携しており、比較的利用しやすくなっています。
バイクショップを通じて利用するため、ある程度の信用が最初からあるからです。
金利は5~18%とやや高めですが、利用しやすいのがメリットでしょう。

銀行のマイカーローンもバイクの購入に利用できます。
信販会社よりも金利が低いことが多く、最初からバイクの所有権が自分のものになるというのがメリットです。
ただし審査は比較的厳し目で、無職の人はもちろん、フリーターやパートタイマーでは利用できないこともあることに注意してください。

クレジットカード会社や消費者金融のカードローンを利用することも可能です。
しかし、これらは金利が高く、高額なローンが組めないこともあるのであまりおすすめできません。

バイクローンのメリットとデメリット

バイクローンを利用する最大のメリットは、現金が手元になくても欲しいバイクをすぐ手に入れられることでしょう。
お金が貯まるのを待っていたら、欲しいバイクが売り切れてしまうこともあります。
そういうときにバイクローンが利用できれば便利です。

バイクローンのデメリットは、現金の一括払いより返済金額が高くなることです。
バイクに限らずすべてローンに当てはまることですが、利用金額が大きくなるほど余計に返済しなければならない金額も大きくなります。