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  • 点火プラグ雑感

    点火プラグとはどこの部分?

    点火プラグは、エンジン部などに燃焼を促すために設置されている部品です。
    点火プラグで電気放電や熱を発生させ、エンジン爆発のきっかけを作り出す部分になります。
    エンジンに取り付けられているプラグホールに設置されて利用される、車を動かす機動力となる部分と言えるでしょう。

    点火プラグには主に二種類の方法でエンジン部分を稼働させていきます。
    一つは、電熱線などの熱によって金属に熱を加える、グロ―プラグと呼ばれるものと、もう一つは、電気で火花を散らして発生させるスパークプラグの二種類です。
    どちらもメリットデメリットがありますが、それぞれに特徴があり、車両に合わせた点火プラグが利用されているでしょう。

    点火プラグによってパワーが異なる

    点火プラグと一口に言っても、様々な種類があります。
    上記で挙げた二種類の違い以外にも、点火プラグにはこのような違いが表れます。

    まずは、元々メーカーによって取り付けられている既製品か、他社製品かの違いです。
    既製品では点火力やパワーには満足できず、自分でメンテナンスをし、取り付け直しを行うかも少なくありません。
    パワフルさだけではなく、点火スピードなども商品によって違いが表れるでしょう。

    次に、ガスの濃さが商品によって全く異なります。
    点火プラグの点火方法によっては、排出されるガスの濃さが異なり、エコ観点でも大きく違いが表れると言えるでしょう。
    出来るだけエコに、出来るだけ燃費よく利用できる点火プラグを選ぶことで、より理想のバイクを選ぶことが出来ます。

    他にも、サイズ感や見た目、デザインなども点火プラグによって大きく異なります。
    こちらの違いは好みで選ぶわけにはいかず、自分のバイクに合わせて利用する必要があるでしょう。
    点火プラグを選択する際にはまず、バイクに利用することが出来るか、相性は合っているかをよく確認してから購入することが大切です。

    既製品と社外部品の主な違い

    既製品は、元々バイクに取り付けられている部品のことです。
    純正プラグの場合は基本的に、何の問題もなく利用することが可能で、熱価の幅も広いため、使い勝手よく利用が可能でしょう。
    専用のプラグとなりますので、初心者の場合はこちらのまま利用することをおすすめします。

    社外品パーツは、既製品を一度取り外して、別部品を取り付ける必要があります。
    多くの場合、問題なく利用をすることが可能ですが、バイクによっては、残念ながら慣らし運転の段階で上手くパーツがかみ合わないケースもあります。
    その場合は、社外品パーツを利用し、走り具合を調整する必要があるでしょう。
    また、社外品パーツを使うことで、車検に通らない場合もありますので、その点も考慮して検討しましょう。

  • ガソリンについて知ろう

    ガソリンはどんな燃料のことか?

    ガソリンは、車やバイクを動かす際には必要不可欠となるエネルギー源です。
    ガソリンが無くなると車両は進むことが出来なくなり、動くことが出来なくなってしまいます。

    また、ガソリンは車そのものを動かすだけではなく、燃料として、様々な部品を動かしています。
    ブレーキ、アクセル、ラジエーターなどを始めとした、車両内のどの部品を動かすためにも必要な燃料となりますので、決して欠かすことが出来ません。
    ガソリンが全て無くなる前に、メーターをチェックして、定期的に補給を怠らないようにしましょう。

    ガソリンは何で作られているのか

    ガソリンは基本的には、原油で作られています。
    原油そのままを利用すると、不純物が多く、上手くパワーに変えることが出来ません。
    その為ガソリンとして利用するためには、蒸留をして不純物を取り出す必要があります。

    ガソリンは、30度以下で発火し、簡単にエネルギーに変えることが可能です。
    他の原油製品と比べても、非常に揮発性が高く、様々なエネルギー源として利用されている理由は、この点が挙げられるでしょう。
    ガソリンに似ている性質を持っている石油燃料は他にもありますが、使い勝手は最も良いエネルギーとして重宝されています。

    ガソリン以外の原油から作られるものは?

    ガソリン以外にも石油から作られている製品は数多くあります。
    例えば、このような製品が石油燃料として知られています。

    始めに、最も沸点が低く、ペットボトルなどのプラスチック製品の原料としても利用されている、ナフサです。
    沸点が20~220度と非常に低いのが特徴になります。
    ナフサそのものはガソリンと似た特質を持っており、燃料としてではなく、主に化学繊維の原料として利用されることが多いでしょう。

    次に、ストーブなどの暖房器具などにも多く利用されている、灯油です。
    灯油は沸点が145~270とされており、常温でも長期的な保管がしやすい点が特徴として挙げられます。
    灯油の精製度が高いものは、ジェット機などのパワフルな機器にも対応が可能と言えるでしょう。

    次に、ディーゼルエンジンの燃料としても利用されている、軽油です。
    沸点は170~370度で、燃焼効率が非常によく、高温、高圧時のみエネルギーとして利用が可能になります。
    経由で走る車は近年増加傾向にありますので、非常に燃費よく走ることが出来るでしょう。

    三つめは、大型船などにも利用されている、重油です。
    沸点は最も高く、300~400度で、原油からガソリンや灯油などを分離させた残りの燃料部分と言われています。
    ボイラーなどにも使われている非常にパワフルな燃料として知られており、主に工業関係に利用されている燃料と言えるでしょう。

  • バイクを長持ちさせるためのコツ

    いつまでも自分のパートナーにしたい

    たくさん手をかけてあげるほど、自分のバイクを愛おしく思うのも当然です。
    いつまでも長く乗り続けていたいものですが、年数を重ねるほどに突然へそを曲げてしまって思うように動かなくなることもあります。
    丁寧にメンテナンスをしているつもりでも、故障をすることは付き物だと思っても良いくらいにバイクの調子が悪くなる場合もありますが、出来る限りバイクを長持ちさせるためのコツとして覚えておいて欲しいことをご紹介します。

    参考:http://car.mag2.com/hokenshitsu/091126.html

    通常メンテナンスを行う

    バイクを長持ちさせる基本として実施したいのが通常メンテナンスです。
    日常的に点検を行ない、不調な部分がないか確認することが大切です。
    バイクの全てをメンテナンスしようとすると、バイクに乗っている時間よりも長く点検に時間を取られることになるので、基本的なメンテナンスを行うようにしてください。

    確認しておきたい内容としては、ブレーキやタイヤ、エンジンオイルなどです。
    まずブレーキはペダルやレバーの遊びや効き具合、ブレーキ液の量を確認してください。
    ブレーキが正常に動作しなければ安全に大きく関わる問題になるため念入りにチェックしましょう。

    タイヤは空気圧や摩耗、損傷の具合を確認してください。
    経年劣化に伴い亀裂が入りやすくなっている場合も多く、走行中に突然パンクするなどのトラブルが発生するリスクもあります。
    走行前後には十分確認するようにしてください。

    エンジンオイルは十分な量が確保されているかを確認し、定期的に交換するようにしてください。
    大事なエンジンを守るために必要なオイルなので、確認を怠らないようにしてください。
    他にも冷却水やバッテリー液、チェーンの緩み具合なども確認しておきましょう。

    交換部品をストックしておく

    バイクに使用されている各パーツは経年劣化に伴い、徐々に正常な働きを発揮できない状態になります。
    本当に小さなパーツの調子が悪くなっただけでも動かなくなるケースもあるため、あらかじめ交換頻度が高いと予想されるパーツはストックしておくと良いでしょう。
    特に初回生産から年数が経過しているバイクについては、パーツを確保するのが難しくなる場合もあります。
    既にメーカーが部品の供給をストップしているという場合もあるため、必要な部品を確保できずに修理もできないという事態になります。

    あらかじめ必要になると予想されるパーツを集めておくと、いつか役立つ時がやって来るかもしれないと考えておくことも大切です。
    所有している車種のパーツがオークションなどで販売されている時もあるので、時々チェックしておくと良いでしょう。
    他にもリビルトパーツを扱っているお店が近くにあれば時々確認してみるのもおすすめです。

  • バイクを盗まれないために

    自分には関係のない話ではありません!

    あなたが大事にしているバイクは絶対に盗まれない!という自信はあるでしょうか?
    バイク盗難なんて自分には関係のない話だと考えている方がいるかもしれませんが、決して他人事では済まされない事なのです。
    何かしらバイクを盗まれないために対策をしているという方も多いですが、果たしてその方法だけでも十分だと思いますか?
    盗まれてしまってからでは遅いので、事前に万全の対策を整えておきたいものです。

    参考:http://www.naps-jp.com/web/antitheft/

    犯人は下見をしている

    あの家にはバイクが無防備に置かれているとか、あのバイクは防犯対策を万全に整えているからそう簡単には盗み出せないなど、様々な情報をバイクの盗みを行う犯人は知っているものです。
    犯人はある程度土地勘があって、バイクの盗みやすさも把握しているケースが多いそうです。

    特に注意したいのは、屋外にバイクをそのまま保管している場合です。
    たまたまそのバイクを見かけた犯人が、ちょっとした隙に盗み出してしまうケースもあるため油断してはいけません。
    野ざらしで保管するのは絶対にNGで、最低でもバイクカバーをかけておいたり、バイクを保管するための車庫などを用意しておくことをおすすめします。
    不特定多数の人にバイクの存在を知らせないことが、窃盗防止の基本対策になります。

    カギは簡単に壊せないものを

    バイクにはロックをしているから簡単には動かせないので大丈夫と安心している方も多いですが、犯人はそんな事はお構いなしです。
    厳重にロックをしていたつもりでも、本格的な切断用工具を持ちだしてあっという間にロックを壊してしまい、バイクを盗んでしまうケースが多いです。
    そんなに簡単に壊されるなら意味がないと思われるかもしれませんが、ロックを一つだけしている場合と、複数のロックを組み合わせてしている場合では明らかに違います。
    犯人はバイクを手早く盗み出そうとするので、ロック解除に手間取ると途中で諦めてしまう場合が多いです。

    そこで、できるだけ犯人を手間取らせるような複雑なロックを準備しておくことをおすすめします。
    例えば、簡易的なチェーンロックについては切断して壊されやすいものですが、イモビライザーを準備しておくとバイクが盗まれた時に大音量を発して異変を知らせてくれるので、盗難を水際で防ぐこともできます。
    時間を稼ぐ方法としては、地面にがっちり固定させる地球ロックにするのもおすすめです。
    場所によっては地面に埋め込むことができないケースもありますが、特に問題がなければこの方法が最も安全性が高い盗難防止策だと考えられます。
    地面にしっかり固定しておけば、バイクを持ちだそうとしても簡単には動かすことができないため、犯人も諦めてしまうでしょう。

  • あると便利、オススメ装備

    基本的な装備を揃えましょう

    免許を取りたてもバイク初心者は、あれこれとバイク用品を取り揃えるのが楽しいと感じられるはずです。
    まず揃えておきたい装備品としては、ヘルメットやグローブ、ジャケットがあります。
    あると便利なオススメ装備品としてプロ目線の選び方をご紹介します。

    ヘルメット

    ヘルメットは様々な形状が存在していることをご存知でしょうか?
    形としてはフルフェイスやオフロード、ハーフなど様々ですがどのタイプが自分のバイクに合っているのか考える必要があります。
    ヘルメットの役割は当然ながら自分の頭を保護するという役割があるため、自分のサイズに合っていなければいけません。

    最も安全性が高いと言われているのはフルフェイスですが、顔全体がヘルメットに覆われてしまうことからバイクならではの開放感を得られないとして苦手に感じる方も多いです。
    開放感を求めてハーフタイプを選択した場合、万が一事故が発生した時には安全性が低いことから大怪我を負う可能性が高いとされています。
    これらの違いをよく見極めて、自分に適したヘルメットをしっかり吟味してください。

    なお、安全性能に準していることを示すSGマークやJISマークなどが付いている商品を選ぶようにして、公道では使用できない装飾品ヘルメットは選ばないようにしてください。

    グローブ

    グローブの選び方に関しても千差万別です。
    デザインに関してはお好みで構わないので、機能性を重視してグローブを選択するようにしてください。
    グローブの役割は風や雨を防ぐというだけでなく、転倒した時などに手を怪我しないように保護する役割があります。
    耐久性を考えると本革が良いと考えられますが、気候に合わせて複数のグローブを準備しておくことをおすすめします。

    特に、夏と冬に使用するグローブは見た目がかなり違うことからも機能性の違いを判断できるはずです。
    実際に試着してみて、自分のサイズにぴったり合うものを選んでください。

    ジャケット

    ファッション性を重視する方も多いですが、やはりバイクは生身の体で運転することを考慮して安全性の高いジャケットを選ぶことをおすすめします。
    特に夏場は気温が高いことからジャケットを着用しないままTシャツ1枚だけで運転している方も多いですが、転倒すると大怪我を負ってしまうので危険です。
    しっかりジャケットを着用することを忘れないで下さい。

    バイク用のジャケットには背中や肘、肩などにプロテクターが入っているためある程度の衝撃なら吸収してくれる役割があります。
    かなりごつい印象を受けますが、安全性を考慮してきちんと入れておくようにしてください。
    なお、急な雨天に備えてレインウェアもあらかじめ準備しておくと良いでしょう。

  • ブレーキパッドのメンテナンス

    安全な走行に必須の部品

    風と一体になれるような爽快感を楽しめるバイクを安全に走行させるためには、確実にスピードを落とすことができるブレーキの存在が欠かせません。
    バイクのブレーキはドラムブレーキとディスクブレーキが存在しており、現在市販しているのはディスクの方です。
    ディスクブレーキとは、タイヤと一緒に回っている金属で作られている円盤のようなディスクローターという部分にブレーキパッドでギュッと挟みこむことでスピードを落とす仕組みになっています。

    高速で回転しているディスクローターのスピードを緩めるためには、かなりの摩耗が生じることが想像できると思います。
    ブレーキをかけるたびに摩耗するブレーキパッドは、まるで消しゴムのように次第に減り続けていくため定期的に交換しなければいけないのです。
    なお、完全にブレーキパッドがなくなった状態でブレーキをかけると、ディスクローターが削られてしまい修理代がかなり高額になってしまうため、ブレーキパッドのメンテナンスはこまめに行うことが大切です。

    参考:http://www.l-bike.com/bike_counselor/706/

    ブレーキパッド交換の目安

    どのくらいの頻度でブレーキパッドを交換するべきなのかと疑問に感じる方も多いですが、個々で走行の仕方が異なるため何キロ走行したら交換すべきとは言えないものです。
    例えば一週間に一回だけバイクに乗っているという方と、毎日市街地を走らせているという方では明らかにブレーキパッドを使う頻度が違うことがわかります。
    ブレーキをかけるつまりブレーキパッドを使用する頻度が多くなるほど交換するタイミングが早くなると考えてください。
    大まかな目安としては5千キロから1万キロとされており、かなり幅があります。

    ブレーキパッドをよく確認してみると、表面に溝が刻まれているのがわかります。
    この溝が無くなったら寿命が来たと考えて交換するようにしてください。
    溝を確認する方法としては、バイクのキャリパーという部分を覗いてみるとディスクローターに接しているブレーキパッドを確認できるようになっています。

    ブレーキパッドの交換方法

    ブレーキパッドのメンテナンスをするのは面倒に感じられるかもしれませんが、実際に行ってみると30分程度の作業で済むと思われます。
    最初にブレーキパッドを支える役目があるブレーキキャリパーを外してブレーキパッドを取り外します。
    ブレーキキャリパーとピストンに付着している汚れをウエスや古い歯ブラシを使って清掃してください。
    汚れがひどい場合には台所洗剤を使用して汚れ落としをしてください。

    ピストンと新しいブレーキパッドの裏にグリスを塗ってから組み立ててください。
    全ての工程が終わったらブレーキを強く握ってブレーキがきちんと効いた状態になるか確認しましょう。