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  • 車検前の準備をしよう

    バイクの車検方法の種類は?

    バイクの車検をする際には、大きく分けて二つの方法で車検を実施することが出来ます。

    一つ目は、バイク車検を行ってくれる整備工場や修理工場にバイクを預け、車検を行ってもらうという方法です。
    こちらの方法は非常に一般的な車検で、誰でも行うことが出来る車検として知られています。
    バイク初心者や、バイク知識があまりないという方は、こちらの方法を選択された方が賢明でしょう。

    二つ目は、ユーザー車検と呼ばれる、自分自身で車検を行って、最後の点検を車検場で行うというものです。
    自分自身で、バイクに不備が無いかどうかを点検し、必要に応じて部品交換や調整を行うことで、車検代金や手間を大幅に浮かせることが出来る方法として人気が集まっています。
    こちらは、バイク知識が豊富で、日頃から自分でメンテナンスを行っている方などに、ピッタリの方法と言えるでしょう。

    車検前に準備をすることは?

    どちらの車検方法を選択する際にも、車検前にはいくつか準備をしておかなければいけないことがあります。

    まずは、車検場の予約です。
    混雑シーズンになると、思った日にちで車検場の予約が取れずに、気が付いたら車検切れになってしまって乗れなくなったという事態に陥る方は少なくありません。
    愛車を日々乗り回している方は特に、出来るだけ早めに車検場の予約を行うように心がけましょう。

    次に、改造をしている方の場合は、事前に既製品に戻すということです。
    審査基準を満たしていない改造をしている場合は、車検に通らず、再点検、修理費用がかさみますので、注意しましょう。
    自分でメンテナンスを行えるのであれば、既製品、または、基準値を満たしているアイテムにチェンジしてください。

    そして、検査証や自賠責保険の証明書、納税証明書、自動車検査証、申請書、車検費用など、重要なものを忘れないようにしましょう。
    特に書類一式は、忘れてしまうとどうしようもありませんので、忘れ物が無いように、何度も確認することが大切です。
    必要書類は点検方法によって異なりますので、事前によく確認してください。

    ユーザー車検を行う際には店舗探しに注意

    ユーザー車検を行う場合に注意したいのが、店舗探しを忘れずに行うということです。
    近年、ユーザー車検の対応可能店舗が増えてきたものの、まだ対応していない店舗も多いため、事前に車検場を探しておくことが大切でしょう。

    せっかく自分でメンテナンスが出来ても、最後の確認をしてくれる場所がないのでは、車検証やステッカーを貰うことが出来ません。
    せっかくの努力を無駄にしないためにも、事前に車検場探しを行い、出来るだけ早めに予約を取るように心がけましょう。

  • 洗車するのもメンテナンスの一つ

    バイクに洗車は欠かせないメンテナンス

    バイクは常にピカピカにしておきたいというライダーは少なくありません。
    中には、お休みの度に率先してバイク磨きをしているというライダーさんも多いでしょう。
    バイク清掃は見た目だけではなく、バイクにとっても良い効果をもたらしますので、そうした心がけを持ち続けることが大切です。

    バイク洗浄を怠ってしまうと、徐々にバイクは汚れが付くだけではなく、汚れから、サビが発生することもあります。
    また、洗浄をしないと細かい部品に汚れが詰まり、バイクの故障に繋がることも珍しくありません。
    そうならないためにも、メンテナンスの一環として、定期的に清掃を行いことが必要になります。

    洗車をする際に最低限用意するアイテムは?

    洗車をする際には、最低限これらのアイテムを用意する必要があります。

    まずは、タイヤなどを掃除するブラシです。
    こちらは歯ブラシなどでも代用が可能ですが、専用のブラシもそこまで高くはありませんので、あると何かと便利でしょう。

    次に、バイク用洗剤です。
    バイクを洗う際には専用の洗剤を利用することで、錆防止効果などを得ることが出来るでしょう。
    代用品として家庭用のアルカリ洗剤を利用することも可能ですが、出来るだけ専用洗剤を利用することをおすすめします。

    そして、専用クロスです。
    洗車をした後に濡れた本体を拭き取る、車体洗い専用の柔らかいクロスが販売されていますので、そちらを購入しましょう。
    こちらは専用品を使わないと、車体を傷つける恐れもありますので、必ず用意することをおすすめします。

    洗車をセルフで行う際の方法

    洗車を行う際にはまず、車体全体を水洗いし、上から下に向かって洗い流していきましょう。
    水を上からかけるという大胆な方法で洗われる方もいますが、細かい部品に水が入り込んでしまう可能性が高いためおすすめできません。
    バケツなどに水を溜めて、ブラシを使いながら、洗剤と一緒に洗っていきましょう。

    車体を優しく水洗い、洗剤洗いしたら、汚れと洗剤残りを全て流すように、水をしっかりかけていきます。
    洗い流し終えたら、水分が残らないようにクロスでしっかりと拭き取りを行ってください。
    最後に、ワックスやコーティング剤でバイク車体をカバーして、乾燥したら完成です。

    プロに洗車をゆだねるのも一つの手です

    自分で洗車をすることは、用具さえ揃えてしまえば難しいことではありません。
    ある程度の手間暇はかかりますが、バイクの大切なメンテナンスの一環として、楽しく行うことが出来るでしょう。
    バイク洗浄を自分で行うことで、よりバイクに愛着が沸くというライダーさんも少なくないようです。

    ですが、どうしても忙しいという場合は、プロにゆだねるのも一つの手。
    洗浄をバイクショップなどに依頼することが出来る場合もありますので、お近くの店舗を調べてみることをおすすめします。

  • タイヤの違い(ラジアルとバイアス)

    タイヤの違いで様々な部分が変化する

    車両走行のためには欠かすことが出来ない部分である、タイヤ。
    このタイヤは、サイズはもちろん、デザインや材質などが少しずつ異なり、それぞれのタイヤに、特性や特徴があることで知られています。

    例えば、スピードが速くなるタイヤや、安定感のある走りをすることが出来るタイヤなど、走行時の性能に関係しているタイヤ。
    また、パンクがしにくいタイヤや、スノータイヤなど、タイヤそのものの材質が特殊なタイヤ。
    その他にも、様々なタイヤがあり、ライダーたちはそれぞれ、TPOや好みに合わせて、タイヤチョイスを行っています。

    そんなタイヤの中でも有名な種類として挙げられるのが、ラジアルタイヤとバイアスタイヤです。
    この二つには具体的にどのような違いがあるのかをご説明します。

    ラジアルタイヤとバイアスタイヤはどのようなタイヤか

    ラジアルタイヤは、タイヤの中央部分となるカーカスが、地面と直角になるように設計されているタイヤのことを指します。
    主に自動車によく利用されているタイヤとして知られており、タイヤとして全体的な性能が高いことで有名です。

    反対にバイアスタイヤは、カーカスの部分がクロスされて作られているタイヤで、全体的に強度が高い設計がされているタイヤです。
    柔軟性も高く、バイクにつけるにはもってこいのタイヤと考えられており、バイアスタイヤにわざわざチェンジをするというライダーも少なくありません。

    どちらのタイヤを付けても問題はなく、あくまで走る際の好みの問題となってきます。
    実用性に問題はないため、特にこだわりが無ければ、最初からつけられているタイヤをそのまま利用すると良いでしょう。
    しいて言うのであれば、どちらかというと、バイアスタイヤの方がバイク向き、ラジアルタイヤの方が車向きという点が大きな違いになります。

    それぞれ指定のタイヤを付けることをおすすめします

    バイクによって好みにタイヤに履き替えるライダーは少なくありません。
    ですが、バイクそれぞれ、指定されているタイヤが異なりますので、安易な履き替えは危険になる可能性があります。
    履き替える前には必ず、交換可能タイヤかどうかを確認してから、交換するように心がけましょう。

    こちらはバイアスタイヤとラジアルタイヤに限ったことではなく、タイヤ全般に言えることです。
    スタッドレスタイヤなどに履き替える方も少なくないと思いますが、タイヤの種類によってはバイクと相性が悪く、せっかく購入しても合わないというケースも少なくありません。
    お金と時間を無駄にしてしまわないためにも、事前にタイヤどうしをよく比較して、対応タイヤかどうか確認を行うように心がけましょう。

  • 冬眠とオイル交換

    バイクの冬眠とは?

    動物たちが寒い冬を越すために編み出した方法として知られている、冬眠。
    冬の間に出来るだけ眠って過ごし、春、暖かくなったら活動を再開するこの冬眠ですが、バイク用語としても利用されていることをご存知でしょうか?

    バイクの冬眠の意味合いは主に二つあります。
    一つは、動物と同じように、冬場のみ使わずに保管して、春になったら使い始めること。
    もう一つは、季節に関係なく長期的に利用をせずに保管しておくことを指します。
    どちらの場合でも、長期的に利用をしない場合は、適切な方法で、冬眠をさせる必要があるでしょう。

    動物たちの冬眠も、やり方を間違えると死んでしまう恐れがあります。
    バイクが冬眠を越せずに死んでしまわないようにするためにも、冬眠前の準備や、冬眠後の方法を考えておくことが大切です。

    冬眠に入る前に準備をするべきことは?

    冬眠前にはまず、このようなことを行うようにしましょう。

    まずは、ガソリンを出来るだけ満タンに入れておくことが大切です。
    ガソリンがタンク内にいっぱいに入っていると、タンク内の錆を防ぎ、ガソリンホースなどの劣化を防ぐことが出来ます。
    また、キャブレター内のガソリンは抜かないと、ガソリンが腐ってジェット類に詰まりますので、エンジンを掛けてガス欠状態にしておきましょう。
    ガソリンコックは、忘れずにオフにしておいてください。

    次に、保管する場所は、ガレージの中や倉庫など、出来るだけ雨風に当たらない、温度の変化が少ない場所にすることが大切です。
    余りにも過酷な環境に放置すると、外からダメージが蓄積していき、冬眠明けにはボロボロになっている可能性が高いでしょう。
    カバーを掛けることも忘れずに、出来るだけ空気に触れないように密閉するように心がけてください。

    三つめは、タイヤに空気を入れておくことです。
    通常の通りに入れておけば問題ありませんが、タイヤの空気があまりにも抜けていると、冬眠中のパンクに繋がる恐れがあります。

    そして、バッテリーの充電を忘れずに行い、ターミナルは外してしまいましょう。
    外しておかないとショートする可能性が高いので、十分注意が必要です。

    冬眠明けに行わないといけないこと

    冬眠を空けには、すぐに走らせるような真似をしてはいけません。
    動物と同じように、起き抜けはこのようなことに気を付けましょう。

    まずは、バッテリーの充電、ガソリンの入れ替え、タイヤの空気入れを行ってください。
    冬眠前に行った状態のまま利用すると、バイク故障の原因に繋がります。

    次に、オイルの状態を確認し、全体のバイクの状態を確認したら、少しずつ走らせてみてください。
    問題なく走ることが出来れば、無事に冬眠明けです。
    いつも通りにバイク滑走を楽しみましょう。

  • カムかじりとその対策

    カムかじりは致命的傷になることも

    カムかじりとは、何らかの原因でカムシャフトの表面に傷がつく状態のことを指します。
    かじるとも呼ばれるこの状態ですが、車種によってはさほど珍しくはなく、日常茶飯事的現象であると考えられているようです。

    ですが、カムかじりがあまりにも深く激しいと、走行時に異常が表れるケースも多く、放置すると、良いことは一つもありません。
    カムかじりは万が一起きてしまったら即座に対応をすることはもちろん、日頃から、カムかじりが起きないように、運転方法に気を配ることが大切です。
    これを起こさないようにするためには、このようなことに気を付ける必要があるでしょう。

    カムかじりを起こさないためには?

    そもそもカムかじりが起きる一番の原因は、カムシャフトが滑らかに働かず、シャフトどうしが傷つけあってしまうことが一番の原因と考えられています。
    その他にも様々な原因が挙げられますが、具体的には、このような部分を改善することで、カムかじりを大幅に減らすことが出来るでしょう。

    まずは、オイルの粘度に注意するということです。
    オイル粘度はメーカーによって異なりますが、低粘度のオイルを利用してしまうと、それだけで滑りが悪くなり、かじりやすくなる傾向があります。
    その為、必要以上に低粘度のオイルを利用しないように心がけてみましょう。

    次に、定期的にオイルを掛けることを忘れないようにするということです。
    定期的に潤滑油であるオイルさえかけていれば、カムがかむことはまずありませんので、自己メンテナンスを行いましょう。
    自分でやるのが難しいという場合は、お店に依頼をしてしまうのも一つの方法として挙げられます。

    三つめは、利用するオイルは出来るだけ、高温に強い油膜保持性能の高いものを使うということです。
    カムかじりが起きやすい原因の一つに、オイルはかけているものの、バイク稼働時の熱に耐えられず、結果カムかじりが起きてしまうというケースがあります。
    日頃からよくバイクを利用しているという方、長時間乗ることが多いという方は特に、こうした対応をすることで、カムかじりを大幅に防ぐことが出来るでしょう。

    このように、利用するオイルに関して、いくつか工夫を行うことで、カムかじりは圧倒的に防ぐことが可能になります。
    カムかじりを本格的に起こしてしまったら、修理が面倒くさく、代金もかさんでしまいますので、事前に防ぐことが出来るように対策をしておくことが大切です。

    また利用するオイルにこだわりを持つほかにも、オイル交換の際に、フィルター交換をすることを忘れてはいけません。
    毎回行う必要はありませんが、二、三回に一回は、必ずフィルター交換を行うことをおすすめします。

  • ウィンカーが走行中に切れた場合は

    バイクのウィンカーランプが突然切れるケースは少なくない

    車と比べるとバイクのウィンカーランプは、ある日突然切れてしまうことが多くあります。
    当然ですが走行中に切れてしまうことも多く、気が付かずに走り続けると、違反切符を切られてしまうケースも少なくありません。
    万が一バイクのウィンカーランプが切れてしまったら、出来るだけ早く正しい対処を行う必要があるでしょう。

    ウィンカーランプが切れていないかどうかに気が付くためには、出来るだけこまめにチェックしておくことが大切です。
    こまめにメンテナンスをすることで、簡単に異変を察知することが出来るでしょう。

    手信号でその場を乗り切ることで、違反にならない?

    走行中にウィンカーランプが切れてしまった場合はまず、危険な目に合わないようにするためにも、手信号を駆使して移動する必要があります。
    右左折時などは特に、出来るだけ早めに手信号を出しておくことで、追突事故などを防ぐことが出来るでしょう。

    手信号を行っていれば、万が一取り締まり中の警察に見つかっても、お咎めなしで住むケースが少なくありません。
    事情が事情ですので、多めに見てもらえる場合が多いでしょう。
    もちろん悪質な場合(長期的にライト交換をしないなど)は、取り締まり対象となりますので、注意が必要です。

    片手で運転が出来ないという場合は、無理して手信号で運転をすると、転倒の危険性があります。
    一番は、ライダー自身の安全を守ることにありますので、手信号が出来ない場合は、バイクから一度降りて、バイクを押して歩くことも選択肢に取り入れましょう。

    出来るだけ早急に新しいライトの購入をしましょう

    ウィンカーランプが切れていることに気が付いたら、出来るだけ早く、ランプ交換をする必要があります。
    近くにカーショップや専門店がある場合は、すぐさま来店して、その場で交換を行いましょう。
    交換技術や道具がない場合は、店員さんに依頼をすれば、取り付けをしてくれる所もあるようです。

    また、カー用品取り扱いショップだけではなく、ガソリンスタンドでランプの取り扱いがされていることも珍しくありません。
    ショップに比べると商品価格は割高になりますが、カーショップを探すよりも、ガソリンスタンドの方が見つかりやすい場合が多いでしょう。
    どちらのお店でも構いませんが、購入をしてから取り付けまでしてもらえる可能性があるのは、これらの店舗が挙げられます。

    このように、ウィンカーランプが切れてしまったらまずは、慌てずに落ち着くこと、ランプ購入をするお店を見つけること、手信号を使ってお店まで向かうことが大切です。
    お店につくまでは危険の連続になりますので、十分注意して運転をしましょう。