アイドリングストップとは
最近ではアイドリングストップをするバイクや乗用車が増えています。
何となく環境に良いもの、燃費があがるものということでアイドリングストップに対応しているバイクや自動車を選ぶのが良いと思っている人も少なくありません。
もちろん装備されていることは良いことなのですが、きちんとアイドリングストップがどのようなものであるのかは知っておくべきです。
アイドリングストップというのは信号待ちなどエンジンを動かしているときの停車時に停車時間に燃費を消費しないことで燃費と環境に良いとされている機能です。
今のようにアイドリングストップが一般的になる前から運転の際に取り入れると良いということが言われてきました。
とはいえ、アイドリングストップもむやみやたらとかけて効果のあるものではありません。
アイドリングストップをかけてすぐにバイクを発射することになれば、逆にエンジンを稼働させるためにガソリンを余計に消費して無駄になってしまうのです。
そこで、ここではバイクでアイドリングストップをかけるのはどのようなタイミングで行えば効果的なのかを紹介していきます。
バイクのアイドリングストップが効果的なのはいつか
アイドリングストップは車の場合にはとても有効です。
公道を走っているとき以外にも車の中で休憩をしたり仮眠をとったりする場面でもアイドリングストップができれば排気ガスを抑えることができ環境に良いですし燃費も抑えられるのでお財布にも優しいです。
しかし、バイクにはこのようなエンジンをかけての休憩というのがないためアイドリングストップが必要なのか悩ましくもあります。
そのため単純にエンジンを止めてしまえばガソリンも使うこともないですし排気ガスも排出されないので問題ないのではないかと考える人も多いのです。
しかし、エンジンを止めることでガソリンを使わなくなる半面、エンジンを始動させるためにガソリンを使うことになります。
エンジンを始動させるときにはアイドリングストップから元に戻すよりも格段にガソリンが消費されるものです。
そのためエンジンを停止させている間に浮かせたガソリンをエンジンをかけることで使ってしまえば意味がありません。
同様にアイドリングストップでガソリンを削減した量よりもエンジン始動にかかるガソリン消費量が多くなっては意味がないです。
そこで一般的な目安として言われているのがエンジンを止めて再始動するまでは20秒程度ある場合にはアイドリングストップをする意味があるといわれています。
もちろん道路状況やバイクによっても違いますが、この程度の時間があれば十分元は取れるという数値です。
アイドリングストップをすることでオーバーヒートも防げますから20秒近く停止するときにはぜひ取り入れましょう。