素人でも林道デビューはできる
バイクに乗ったら誰もが一度は映画で出てくるような林道を走ってみたいと思うものです。
しかし、実際には素人が走るのは危険ではないか、ケガをしないか、バイクを壊さないかという不安からなかなか挑戦できない人もいます。
もちろん最初はだれでも緊張するものですしうまく走れないこともあります。
しかし慣れてくれば林道をバイクで走るのは非日常の冒険気分が味わえてとても楽しいです。
そこで、ここでは林道デビューするにあたって知っておくべきポイントを紹介していきます。
林道とはどのような道か。
そもそも林道デビューといってもどのような道を走ればよいのかわからないという人はたくさんいます。
林道というのは林業や森林保全のために作られた道です。
一般に向けて解放されている道ではあるのですが、本来は作業をするための道路です。
林道といえば多くの人は未舗装でずっとダート道が続いていくと思っています。
しかし、最近ではそのような道は減っており、舗装されている林道も多いです。
オフロードバイクでなくても走れるような林道も多いため初心者でも挑戦しやすくなっています。
もちろん本格的なダート道で林道を走り抜けたいという人もいますし、そういった人には物足りなく感じることも少なくありません。
しかし、初心者でこれから林道を初めて経験するという人やオフロードバイクではなく普通のバイクに乗っているという人は舗装されている林道から始めるのがおすすめです。
林道デビューは装備をしっかりと
林道の中は舗装がされているとしても装備をしていないと危険です。
道路によっては天候によってすべりやすくなっていることもありますし、部分的にダート道のようになっていることもあります。
そのため初心者は転倒することを想定した装備の上で訪れることが望ましいです。
装備としてはオンロード用のウェアでもよいのですが、肘と膝のプロテクターは用意しておきましょう。
できればモトクロス用のジャージにプロテクター、オフロードブーツという組み合わせをしておくと安全性も高く汚れても洗いやすいです。
また、転倒することを想定してメンテナンス用品や着替えも持っておくほうが安心できます。
応急処置に使える道具も持っておきましょう。
そして初心者のうちはひとりで林道に入るのは危険です。
万が一転倒しても誰も助けてくれないですし、場所によっては圏外であったり転倒でスマホが壊れたりして救助を呼べないということもあります。
ガソリンが無くなったり道に迷ったりといったトラブルが起きる危険もあり、そういったときに一人では何もできないですが二人以上いればどうにか解決できることも多いです。