メンテナンスでやってはいけないこと

バイクメンテナンスの前に知っておきたいこと

バイクの楽しさは運転するだけではありません。
メンテナンスをすることも楽しみの一つです。

バイクのメンテナンスは初心者でも簡単にできることがたくさんあります。
自分でメンテナンスをすることでバイクへの愛着もより一層湧き大事にしようという気持ちも大きくなるものです。

バイクのメンテナンスはバイクの状態をよくするために行うものである反面、正しく行わないとトラブルを起こす原因にもなります。
メンテナンスをする前に正しい方法をきちんと頭に入れておきましょう。

アクセサリーは外す

初心者がやりがちなことの一つが、アクセサリーを付けたままメンテナンスをすることです。
アクセサリーというのは指輪やネックレス以外に時計も含まれます。

バイクは金属や塗装されているパーツでできているものです。
そのためアクセサリーが当たると傷をつけてしまう可能性があります。
タンクの塗装は特に傷がつきやすく、万が一傷がつくと目立ちやすいですし直すのも大変です。
そこでメンテナンスを始める前にはアクセサリーのような装飾品は一通り外してから行うようにしましょう。

説明書はきちんと読む

バイクにもきちんと説明書があります。
エンジンの掛け方や止め方が分かれば大丈夫と考えられ、説明書を読まずに乗っているという人は意外と多いです。
しかしメンテナンスの知識を身に付けるためにも、バイクを傷めないためにも説明書を読んでからメンテナンスは行うようにしましょう。

説明書にはメンテナンスについての情報も書かれています。
基本的な取り扱い以外にもパーツのリストもありメンテナンス初心者にとっては知りたい情報が盛りだくさんです。
読んでおくとメンテナンスすべき場所、点検をすべき項目、調整の方法といった情報を知ることができます。

作業する場所は良く考える

メンテナンスはどこでもできるわけではありません。
バイクを停めて作業を行うので広くて周囲の邪魔にならない場所を選ぶことが必要です。
公共のスペースで作業を行うと迷惑になるのでやめましょう。

周囲に迷惑のかからないような広い場所で、なおかつ排水溝の近くは水を流しても迷惑にならないということで選ばれがちですが注意が必要です。
排水溝はパーツを落とした場合拾えない可能性があります。
パーツを無くしたことでバイクが走らなくなることもあるので避けるほうが望ましいです。

多くの場合には自宅のガレージや駐輪場でメンテナンスが行われます。
一戸建てで周囲の人に迷惑がかからない場合には問題ないですが、集合住宅やすぐ近くに隣家があるような場合には混雑していない公園の駐車場やバイクショップのメンテナンススペースなどを選んで作業を行いましょう。